愛すべきこだわり
皆さんは自分の使っている物、衣類や食器類をはじめ、その他諸々の日用品などに何か“こだわり”をお持ちでしょうか？
「この服の肌触りが好き！」
「このボールペンの書き心地が良く愛用している。」「このスプーンの舌触りがなんとも品が良くて大好きなプリンがより美味しく感じる♪」
世の中いかに安く売り買いするか、いかに大量に売るか、に関心が寄せられがちですが、ボクは本当に好きな物は他の物より少し高いとしても購入しそれを大切に使いたい。
たとえばとても些細な事ですが、ボクは日用品の一つティッシュペーパーは(株)三菱製紙の『ナクレ』という商品を買い続けています。近所のスーパーや薬局で色々なティッシュを買い試してみましが、このテッィシュが一番使い心地が良い。
お値段的には平均のちょっと上くらいの物ですが、安すぎるとすぐ繊維がばらけてしまって埃やチリが増える要因になるし、なんとなく健康上にも問題が出てきそう…。逆に“高級ティッシュ”と記されている一箱500円くらいする物だと、確かに触り心地は良いのですが、もはやテッィシュという感じがせず「これで鼻なんてかんでも良いのだろうか…」なんて思ってしまう…。花粉症の時期だとなおさらじゃんじゃん使うのにも気が引けてしまい、自分の中で丁度良いティッシュがこの『ナクレ』
この様な感じで衣類からはじめ、食器類や日用品など、日々の生活を支えてくれているあらゆる物にこだわりを持ちたい。そして無理のない範囲でそのレベルを少しずつ高めてゆきたい。それは日々の仕事への大切なモチベーションに繋がるし、世の中に出回っている商品や会社などにも関心を高めてゆけるので、色々な面でプラスに働いている。
新社会人の頃までは3足で1000円くらいの靴下で良かったのが、世の中お金で手に入る価値は確かにある、という事が実感できると1足2000円程する靴下が決して高くない、という事も分かる。
オシャレはまず足元から、という事で初めて4～5万円程する靴を購入した時はその履き心地の良さに心底感動した。履いた瞬間背筋が勝手に伸びてゆくような履きやすさだった。
「今月の仕事も頑張って来月はあのシャツを購入するぞ！」
「1年後くらいにはお気に入りの食器を揃えて食事ができている様に出世するぞ！」
「あの高級万年質が似合うような男になるぞ！」
こんな風に日用品の一つ一つにこだわりを持って過ごす日々は本当に楽しいし、それ自体が大切な生きがいになる。
2023.1.8記
